行進と声出し応援が帰ってくる 高校野球広島大会、7月8日に開幕へ
広島県高校野球連盟は23日、第105回全国高校野球選手権記念広島大会(朝日新聞社、県高野連、県教育委員会主催)の要項を発表した。7月8日に開幕、29日に決勝の予定。コロナ禍を経て、入場行進や声出し応援が復活する。
89校83チームが参加予定。加計・加計芸北・向原▽黒瀬・三原東▽福山商・上下・河内▽並木学院・忠海が連合チームとして挑む。組み合わせ抽選会は来月23日に広島市内である。
試合は7球場で行われる。7月8日の開会式は広島市南区のマツダスタジアムで、4年ぶりに出場校すべてがそろって会場を1周する。7月29日の決勝は尾道市のぶんちゃんしまなみ球場である。
全試合が有観客で行われ、吹奏楽やメガホンでの声出し応援も許可される。試合後、勝利校の校歌斉唱も行われる。前回大会では声出し応援などが制限されていた。
今大会から延長十回以降は無死一、二塁、継続打順で始まるタイブレーク制が導入される。雨などで試合が中断した場合、翌日以降に中断の場面から再開する「継続試合」も昨年に続いて実施する。
入場料は大人1千円、中高生200円、小学生以下無料。開会式のチケットのみ、オンラインチケットサービス「あさチケ」で購入できる。(魚住あかり)