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木更津総合、選抜出場の慶応を破り準々決勝へ 春の関東高校野球

2023年5月22日10時45分

朝日新聞DIGITAL

 第75回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の2回戦が21日、保土ケ谷球場(横浜市)などであり、木更津総合(千葉2位)が慶応(神奈川1位)を3―2で破り、準々決勝に進出した。23日午後0時半から、同球場で昌平(埼玉1位)と対戦する。

 ■2打席連続本塁打 木更津総合・水野岳斗選手

 気持ちは切り替わっていた。木更津総合の4番水野岳斗選手(3年)は二回の第1打席で詰まらされ、二塁ゴロに打ち取られた。

 「次だ」。五回も先頭打者として打席に入り、真ん中に入った初球を打ち返した。「いけた」。その瞬間、本塁打を確信した。

 1年生のときからレギュラーに起用され、結果を残さなくては、と悲観的になるのが課題だった。「この大会は楽しむことだけ考えよう」。技術より大切なものは分かっていた。

 再び先頭で打席が回ってきた七回、フルカウントから内角の直球を振り抜くと、打球は右翼スタンドに飛び込んだ。高校通算16本目の本塁打を2打席連続で決めた。

 五島卓道監督は「早い時期からベンチ入りして責任感が強い。開き直って振るようになった」と精神面の成長を認めた。

 県大会決勝は専大松戸に0―10で大敗し、「速いボールを強く打ち返す練習をしている。自分が打って勝ちたい」。課題を克服した主砲は雪辱を誓う。(宮坂奈津)

 ■木更津総合、選抜出場校に競り勝つ

 ◎…木更津総合が選抜出場校に競り勝った。先発した右横手投げの石沢は八回途中まで無四球の好投。打線は五回、先頭水野の右越え本塁打で先制し、七回にも水野の2打席連続の右越え本塁打や伊藤の長打などで2点を追加した。直後に2点を返されたが、継投した井上が走者を出さなかった。

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