仙台育英、東北が白星発進、準々決勝へ 春季高校野球県大会
第70回春季東北地区高校野球宮城県大会は21日、2回戦5試合があった。第1シードの仙台育英は7―0で大崎中央を、第2シードの東北は4―0で日本ウェルネス宮城をそれぞれ破って初戦を飾り、準々決勝に駒を進めた。
日本ウェルネス宮城の先発、大内誠弥投手は191センチの長身を生かし、角度のある最速144キロの速球とキレのある変化球で、東北打線から七回までに4連続を含む11三振を奪う好投を見せた。
失点は五回まで暴投が絡んだ1点だけだったが、七回にさらに2点を失い、八回に回ってきた打席で代打を出され、交代した。
大内投手は試合後、「夏に向け、強豪校相手にも完封できる力をつけたい」と意気込んだ。(福留庸友)