4年ぶり開会式実施へ 高校野球福岡大会、7月1日開幕
第105回全国高校野球選手権記念福岡大会(朝日新聞社、福岡県高野連主催)の運営委員会が12日、福岡市の朝日新聞福岡本部であり、開幕日を7月1日に決めた。新型コロナウイルスの影響で取りやめていた開会式を、4年ぶりに実施する方針だ。
136校ほどが出場予定。部員が少なく、連合チームを組んで出場できるか検討している学校もある。
組み合わせ抽選会は6月23日。開会式は北九州市民球場で実施し、全出場校の参加を想定する。雨天時は中止する見込み。式の内容は今後決定する。
3回戦までは北部と南部に分かれて対戦し、南北の大会を勝ち抜いた計32校で県代表を争う。順調に進めば、7月25日に久留米市野球場で決勝がある。
試合の早期決着を図るタイブレーク制は、開始を延長十三回から同十回に早める。観客の入場制限はなく、ブラスバンドによる応援も認める。一方、コロナ禍で認めていた録音音源による応援は禁止する。(上月英興)