夏の高校野球愛媛大会、7月13日に開幕　56校50チーム参加

　第105回全国高校野球選手権愛媛大会（朝日新聞社、県高校野球連盟主催）の運営委員会が7日、松山市であり、試合日程などが決まった。7月13日に開幕し、同28日決勝の13日間の日程（雨天順延あり）。組み合わせ抽選会は6月25日、松山市のにぎたつ会館に各主将が集まって開く。

　大会には56校が参加。部員不足などで三つの連合チームが結成されることから、チーム数は50となる。

　試合会場は、松山市の坊っちゃんスタジアムを主球場に、西条市ひうち球場、今治市営球場、宇和島市の丸山公園野球場の4球場。開会式と決勝はいずれも坊っちゃんスタジアムで。開会式は7月13日午前11時、決勝は雨天順延がなければ28日午前10時から。観客のマスク着用は個人の判断とし、入場者の制限は行わない方針。各チームの応援団や吹奏楽については、各学校の判断のもとでの参加を検討することになるという。

　昨秋以降の公式戦の成績をもとにシード校も決めた。第1シードは昨秋の県大会優勝の今治西、第2シードは今春の県大会で優勝した帝京五、第3シードは松山商、第4シードは済美。

　記念大会事業として、小学生野球チームを観戦に招待（坊っちゃんスタジアムのみ）するほか、小学生による始球式も行う。（神谷毅）