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岡山学芸館、エース好投し初優勝 春の県大会、玉野光南を下す

2023年5月5日10時15分

朝日新聞DIGITAL

 春季県高校野球大会(県高野連主催)の決勝が4日、倉敷市のマスカットスタジアムであり、岡山学芸館が玉野光南を8―3で破って初優勝した。岡山学芸館は6月3日から山口県で始まる春季中国地区大会に、県代表校として出場する。(小沢邦男)

     ◇

 岡山学芸館の先発・伊藤洸史郎(3年)は、佐藤貴博監督に一喝された。「1人で野球をするなっ」。一回は三者凡退で終わらせたが、二回は先頭打者に二塁打を浴びると、四球と内野安打などで2点を失った。「初回に5点を取ってもらい、油断した」と省みる。

 変化球主体の投球は、指揮官の目には消極的と映った。「走者を出すまでは直球で勝負しろ」。目を覚ました伊藤は、最速145キロの持ち味の直球をバンバンと投げ込んだ。走者は出したが連打を許さず、八回途中で交代するまで決定機を作らせなかった。

 身長185センチの本格派右腕。昨年5月に右ひじを手術し、2桁の背番号で臨んだ県と中国地区の秋季大会はほとんど出番がなかった。「チームの力になれず、悔しかった」。冬場は投げ込みと走り込みを徹底。春の背番号1を勝ち取った。

 今大会の4試合中、先発は2度。豊富な投手陣は仲間だがライバルでもある。チームを引っ張るのは自分、との思いは強いが「勝つために、みんなで高め合いたい」。中国地区大会も当然優勝を狙う。夏に向けて弾みがついてきた。

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