NHK杯高校野球 佐賀商スクイズで26年ぶりV 佐賀北と激戦の末
2023年6月1日10時00分
佐賀北―佐賀商 十一回裏佐賀商1死満塁、山崎がスクイズを決めた=2023年5月31日午後4時27分、さがみどりの森、大村久撮影
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第70回NHK杯県高校野球大会は31日、さがみどりの森球場（佐賀市）で決勝戦があり、佐賀商が佐賀北を延長戦の末8―7で破り、26年ぶり14回目の優勝を決めた。
佐賀商は4点を追う五回裏、安打と四死球で1点を返した。その後、2死満塁から3点適時打や相手の失策で1点を勝ち越したが、八回表、粘る佐賀北の星野の適時打で同点とされた。
延長十回からのタイブレークでは、佐賀北に2点を取られたが、その裏に連続適時打で同点。十一回表、無死満塁からエース鶴田が後続を3者連続三振に討ち取り、その裏、1死満塁からスクイズで得点し、サヨナラ勝ちした。
野中藤吉監督は「練習の成果が優勝という結果になった」と振り返った。「まだ通過点。夏はもっと厳しい戦いになる。ミスを最小限にしていい野球を佐賀でやりたい」と話した。
NHK杯の結果を受け、7月に開幕する全国高校野球選手権佐賀大会のシード4校が内定した。第1シードは佐賀北、第2シードが佐賀商、第3シードは神埼清明、第4シードが神埼となった。（大村久）
