倉敷工など4強入り おかやま山陽は創志に逆転 岡山の春季高校野球
春季県高校野球大会(県高野連主催)の準々決勝4試合が30日、倉敷市のマスカットスタジアムなどであり、倉敷工、玉野光南、岡山学芸館、おかやま山陽が4強へと進んだ。準決勝は5月3日、倉敷工―玉野光南、岡山学芸館―おかやま山陽のカードで行われる。
倉敷工は一回、先頭打者の坂爪が先制弾。七回は5安打などで5点を奪い突き放した。作陽学園は二回の1死二、三塁の好機をいかせなかった。
玉野光南は五回、藤田の勝ち越し打と久常の走者一掃二塁打で4点を奪って主導権を握った。倉敷商は九回、先頭松岡が本塁打。一矢を報いた。
岡山学芸館は一回、中村の適時打などで2点先制。八回は連続三塁打などで5点を追加した。岡山理大付は八回に満塁としたが後が続かなかった。
おかやま山陽はタイブレークの十一回、満塁で渡辺がサヨナラ打。投げては西野ら3人で逃げ切った。創志学園は森と杉山の適時打で終盤まで優位に進めた。(小沢邦男)