センバツ準V報徳学園が地元首長を表敬訪問 「夏は日本一に」
第95回記念選抜高校野球大会で準優勝した報徳学園(兵庫県西宮市)の選手らが、地元首長らを表敬訪問した。選手らは祝福の言葉に笑顔を見せつつ、頂点に届かなかった悔しさをにじませ、「夏こそは」と決意を新たにした。
選手らは17日に県庁を訪問。決勝をアルプス席で観戦した斎藤元彦知事は「一緒に応援でき、(応援曲の)アゲアゲホイホイも楽しかった。元気と勇気をいただけて感謝している」とねぎらった。
大角健二監督は「優勝は逃したが、自信もつけ悔しさも残るという一番良い経験をさせてもらった」。竹内颯平副主将は「悔しかったけど、夏の全国制覇に向けてまた一からやっていきたい」と話した。
18日には学校がある西宮市を訪問。出迎えた石井登志郎市長から「大志」と書かれた練習球20個を贈られた。堀柊那主将は「夏に向けて日々の練習を大切にし、全力プレーで日本一になりたい」と話した。(熊谷姿慧、真常法彦)