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女子選抜高校野球、決勝は神戸弘陵―花巻東 4月2日に東京ドームで

2023年3月30日19時03分

朝日新聞DIGITAL

 第24回全国高校女子硬式野球選抜大会(全国高校女子硬式野球連盟、埼玉県加須市主催)は30日、加須きずなスタジアム(加須市)で準決勝があり、神戸弘陵(兵庫)と花巻東(岩手)が決勝に駒を進めた。序盤から効果的に得点を重ねた神戸弘陵は、横浜隼人(神奈川)を無得点に抑えて快勝。花巻東は、延長十回タイブレークで、履正社(大阪)にサヨナラ勝ちした。

 決勝は4月2日、東京ドームで開かれる。

 ■昨夏Vの横浜隼人、1点が遠く

(全国高校女子選抜大会準決勝、神戸弘陵6―0横浜隼人)

 逆方向を意識した打撃と小技。序盤から多彩な攻撃を見せた神戸弘陵が主導権をとり、昨夏の選手権大会を制した横浜隼人に快勝した。

 神戸弘陵は一回、堀みずほ(2年)が、右越えに三塁打を放つと、続く主将の三村歩生(3年)が一前にスクイズを決めて先制。二回にも安打などに犠打を絡めチャンスを広げ、相手のミスに乗じて2点を追加した。その後も小刻みに加点した。

 「相手投手の緩い球を見極め、センターから逆方向に強い打球を打つ」(石原康司監督)というイメージを徹底した打線は2桁安打。昨年届かなかった優勝まであと1勝とした。

 横浜隼人は七回、主将の野口紗菜の中前安打などで1死満塁にするなど得点圏に4度走者を進めたが、1点が遠かった。

 ■花巻東、タイブレーク制す

(全国高校女子選抜大会準決勝、花巻東2―1履正社)

 緊迫した投手戦をタイブレークの末制したのは花巻東だった。

 十回裏、1死満塁で打席に立ったのは、佐々木秋羽(2年)。「調子のいい自分に回ってこい」と思っていたという。はじき返した打球が投手の前に飛ぶと、処理を焦ったか捕球できず、中前に抜けていった。

 強い気持ちを持てた理由は、昨日の電話にあった。同校の男子硬式野球部で世代屈指のスラッガーとして知られる兄の麟太郎(3年)から、左投手に対して体が開かないよう、アドバイスを受けていた。それが奏功し、履正社の先発左腕から、先取点につながる一打を含む2安打。勝利に貢献した。

 履正社は堀明日香(2年)、二井内桜(3年)、西本夢生(2年)の各投手が好投したが、一歩、及ばなかった。

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