仙台育英、夏春連覇ならず 準々決勝で報徳学園に敗戦 選抜高校野球
第95回記念選抜高校野球大会は29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、昨夏の第104回全国選手権で東北勢として初優勝した仙台育英(宮城)が報徳学園(兵庫)に延長十回タイブレークの末、4―5でサヨナラ負けした。
1983年の第55回選抜大会で池田(徳島)が遂げて以来、40年ぶり5校目となる夏春連覇はならなかった。
仙台育英は序盤に3点を先行された。六回に1点、九回に2点を返して延長へ。タイブレークの十回に1点を勝ち越したが、その裏に2点を奪われた。
仙台育英には昨夏、全国制覇を遂げたメンバー7人が残る。秋の東北大会も制し、今大会でも優勝候補の一角とみられていた。