東海大菅生、前日完封の日當はベンチスタート 継投策はまらず6失点
(29日、第95回記念選抜高校野球大会準々決勝 大阪桐蔭6ー1東京・東海大菅生)
前日の沖縄尚学戦で完封した東海大菅生の大型右腕日當(ひなた)直喜はベンチスタートだった。上田崇監督は「けがをしてもいけない。日當の野球人生のために」。末吉陽輝(はるき)、島袋俐輝(りき)が打者一巡ずつ抑えて、日當につなぐプランで臨んだ。だが、三回から投げた島袋がつかまる。救援した日當も抑えきれずにこの回4失点。もくろみは崩れた。日當は泣きながら「直球を磨き、夏にはぎゃふんと言わせたい」。
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●上田崇監督(東) 「ミスが続いて失点につながった。それがなければもっと競った展開になっていたと思う。ミスが悔やまれる」