とらえた速球「感覚ないくらい気持ちよかった」作新学院・高森がHR
(29日、第95回記念選抜高校野球大会準々決勝 山梨学院12―3栃木・作新学院)
作新学院(栃木)の先頭打者・高森風我(新3年)は本塁打を含む3安打2打点の活躍をみせた。「相手投手の自信のある球を打ちたいと思っていた」と強気な打撃が光った。
25日の3回戦は3三振。「もう一度、下半身で打つこと、しっかりと軸で回ることを意識した」と短期間で修正した。相手の速球をとらえた本塁打は「打った瞬間、感覚がないくらい気持ちよかった」と振り返った。
チームは4強入りを逃し「悔しい。甲子園は歓声が素晴らしく、小さいときから夢見ていた場所。もう一度戻ってきて試合がしたい」と巻き返しを誓った。