スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOS App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

東海大菅生の日當、フォークで仕留めた 初戦は全て直球「裏かいた」

2023年3月28日15時14分

朝日新聞DIGITAL

 (28日、第95回記念選抜高校野球大会3回戦 東京・東海大菅生1―0沖縄尚学)

 最速149キロの剛腕が、フォークで苦難を切り抜けた。

 東海大菅生が1点を先制した直後の五回。日當(ひなた)直喜は先頭から四死球を与え、次打者に内野安打を許した。無死満塁を迎え、「(ピンチを招いたのは)自分が悪い。信じたボールを使おう」。後続の決め球にフォークを使い、空振り三振に仕留めた。

 なお1死満塁。方針は変えなかった。1番打者にコースを狙った高めのフォークを打たせ、三ゴロ併殺を完成。グラブを2度強くたたき、喜びを爆発させた。

 持ち味の直球は多用せず、フォークやスライダーで勝負した。城東(徳島)との初戦は4番手で登板し、投じた全27球は直球だった。「初戦は真っすぐしか見せなかったのでその裏をかいた」と捕手の北島蒼大(そうた)。もくろみ通り、沖縄尚学打線は変化球に手を出して次々と凡退した。

 3失策と守備の乱れもありながら要所を締め、119球で完封。「仲間のミスをカバーできてこそエース」。自信のみなぎる表情で言った。(高橋健人)

 ■監督「いなくなりたいくらい心臓バクバク」

 ○上田崇監督(菅) 3失策ながら完封勝ち。「苦しい展開で、この場からいなくなりたいくらい心臓がバクバクしたが、(選手が)粘り強くやってくれた」

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ