高知接戦、あと一歩 10年ぶり8強ならず 選抜高校野球
第95回記念選抜高校野球大会に出場している高知は27日、3回戦で専大松戸(千葉)と対戦し、接戦の末、4―6で敗れ、10年ぶりの8強進出はならなかった。一回に門野(3年)の適時二塁打などで2点を先取したが、二回に相手の2点本塁打や守備の乱れなどで計4点を失った。三回に1点をかえし、中盤以降は1点を追う競った状況が続いた。八回、高塚(同)、山平(同)の連続二塁打で同点としたが、その裏、2点を勝ち越され、それをはね返せなかった。今大会で高知は投手陣が継投で粘り、打線も応えて、2勝を挙げる活躍ぶりだった。(鈴木芳美)