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東海大菅生、きょう3回戦 ベスト8かけ沖縄尚学と

2023年3月28日10時45分

朝日新聞DIGITAL

 第95回記念選抜高校野球大会で、東海大菅生(東京都あきる野市)は、大会第9日の第2試合(28日午前11時開始予定)で沖縄尚学と3回戦を戦う。2年ぶりの8強進出をかけ、選抜2度優勝の強豪に挑む。

 対戦相手が決まった25日夜、報道各社のオンライン取材に応じた上田崇監督は「トーナメントなのでまずは勝たないと。全力で戦っていきたい」と意気込んだ。

 九州大会を制した沖縄尚学は、1回戦で大垣日大(岐阜)に4―3で競り勝ち、2回戦ではクラーク国際(北海道)を3―1で破った。昨秋の公式戦のチーム打率4割7厘は、出場校中トップ。上田監督は「打つ、というイメージが強い。脅威というか、見ていて怖さはある」と話す。

 強力打線を引っ張るのは1番知花慎之助(3年)だ。さらに1回戦では4番仲田侑仁(ゆうと、同)が満塁本塁打を放った。投げてはエースの東恩納蒼(ひがしおんなあおい、同)が2試合連続で完投。上田監督は「相手投手も球威が落ちてくる後半が勝負」とみる。

 東海大菅生は初戦だった城東(徳島)戦では5―2で逆転勝ち。エースの日當(ひなた)直喜(同)は4番手で八回から登板し、最速148キロをマークした。「一球一球を丁寧に。まっすぐでおせたら」と闘志を燃やす。雨で日程が2日間延びたが、選手たちは銭湯にいくなどしてリフレッシュをしているという。渡部奏楽(そら)主将(同)は「試合が近づくにつれてチームも良くなっている」と話した。(野田枝里子)

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