光の升田投手、悔やんだ五回の勝ち越し打 「割り切れば良かったが」
(27日、第95回記念選抜高校野球大会3回戦 山梨学院7-1山口・光)
光の升田早人は「気温が低いから」と球速より制球重視で相手打線を打たせて取った。悔やんだのは五回だ。1死三塁から詰まった当たりの右前安打で勝ち越され、その後も制球が甘くなって加点された。「(勝ち越し打は)仕方ないと割り切れば良かったのに、ズルズルいってしまった」。初戦は完封したが、この日は八回途中7失点で降板。「また夏、山口を制して戻ってきたい」
◇
●宮秋孝史監督(光) 「升田は本調子ではなかったと思うが、相手打線に甘い球を逃さず捉えられた。点差通りの力の差だなと思います」