山梨学院8強かけて光と対戦予定 選抜高校野球
第95回記念選抜高校野球大会に出場している山梨学院(山梨)は26日、第1試合(午前9時開始)で光(山口)と8強入りをかけて対戦する予定だ。選抜大会で8強入りを果たすと、山梨県勢としては第73回大会(2001年)以来となる。
山梨学院はエース林謙吾投手が、1回戦と2回戦を2試合連続で1失点完投と、安定した投球を見せている。
攻撃面は、2回戦の氷見(富山)戦で、相手のミスに乗じた走塁などで計4点をあげたものの安打は6本にとどまった。試合後、進藤天主将が「欲に負けて、いつもやってきたことができなかった」と振り返ったように、大振りになったり強引に引っ張ったりして打ち取られた場面があった。日頃磨いている「センター返しを基本に、低く強い打球で野手の間を抜く」打撃を心がけたい。
対する光は2回戦からの登場。初戦はエースの右腕・升田早人投手が3安打11奪三振で彦根総合(滋賀)を完封した。打線は、この試合で3安打を放った4番藤井啓輔選手が軸になる。(三宅範和)