力んだ履正社、16アウトが飛球 4番坂根「打ちたい気持ちが…」
(24日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦、高知3-2大阪・履正社)
履正社は取られた27個のアウトのうち、16が飛球だった。1点を追う九回2死一、二塁、打席に入った4番の坂根葉矢斗(はやと)の狙いは「(球を)上からたたいて外野(への)ゴロ」だったが、思うようなスイングができなかった。「チームの誰もが初めての舞台で力が入った」。三飛となって試合が終わった。「打ちたい気持ちが勝ってしまった。もう一度基本に戻って、夏に帰ってきます」
●多田晃監督(履) 自慢の強打を発揮できず。「高知さんの投手が良くてあと1本を出させてもらえなかった。選手に申し訳なかった。悔しい試合」