自らの失策を機に失点「絶対に打つ」 山梨学院の大森が勝ち越し打
2023年3月24日15時28分
氷見―山梨学院 二回裏、山梨学院・大森は適時打を放つ=上山淳一撮影
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（24日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 山梨学院4-1富山・氷見）
汚名返上のチャンスはさっそくやってきた。二回、同点とし、なお1死三塁で山梨学院の7番大森燦（さん）が左打席へ。一回に自らの失策を機に失点した二塁手は「なんとかしてみせる。絶対に打つ」。低めのスライダーにくらいつき、中前へ勝ち越し打を運んだ。東北との1回戦は3打数無安打に終わり、「力んで引っ張りにいってしまった」と反省。心は熱くても、冷静に。しっかりと修正してみせた。
○吉田洸二監督（山） 同校は甲子園で初の1大会2勝。「反省の多い試合だが、喜びも多い。歴史の扉を開いた選手たちにおめでとうと言いたい」
