健大高崎のエース「気持ちが焦った」 安定していた右腕に制球の乱れ
(24日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 報徳学園7-2健大高崎)
健大高崎のエース小玉湧斗は突然制球を乱した。二回1死、ぼてぼてのゴロが遊撃内野安打となり、リズムが狂う。「気持ちが焦ってしまった」。球のリリース位置が定まらず、四球などで2死満塁とされ、3者連続の押し出し四球を与えた。その後も球が浮き、7回を被安打8、与四死球7、5失点。昨秋は安定していた右腕は、「大舞台でも気持ちをコントロールできるようにしたい」。
◇
●青柳博文監督(健) 「接戦でしつこく勝つチームなのに、攻守とも粘ることができなかった。点差がついてしまい、機動力も使えなかった」