高知の主将「守り勝ちたい」 選抜高校野球、履正社戦へ意気込み
第95回記念選抜高校野球大会に出場している高知は、2回戦で履正社(大阪)と対戦する。23日に予定されていた試合は、天候不良の予報のため、24日に順延となった。浜口佳久監督と西村侑真主将(3年)が21日、オンラインでの記者会見に応じた。
浜口監督は履正社の印象について「パワフルな打者がそろい、大技、小技、足を絡めた攻撃もできる。走攻守で素晴らしいチーム」と語った。強力打線に対しては「フルスイングさせないような攻めができたらいい」と述べるとともに、相手投手に対しては追い込まれる前に積極的に打っていきたいとした。
西村主将は「相手に思うような野球をさせなければ勝てると思う」と話し、1回戦と同様に守備からリズムを作って攻撃につなげたいとした。また、「投手がピンチの時には声をかけて落ち着かせたい。攻撃は1番から9番まで全員で最後まで攻め切り、守り勝ちたい」と意気込みを語った。(鈴木芳美)