雰囲気にのまれた常葉大菊川の久保 WBC優勝の拍手に「びっくり」
(22日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦、専大松戸3-0常葉大菊川)
常葉大菊川の2年生左腕、久保綾哉は甲子園の雰囲気にのまれてしまった。一回1死から3連続四死球の後、適時打に押し出しで3失点。「ブルペンでは普通だったけど、マウンドに上がったら力んでしまった」。ちょうどその頃、WBCで日本の優勝が決まり、スタンドから拍手が起こった。「何だろうとびっくりしました」。二回以降は立ち直っただけに、気の毒な面もあった。
●石岡諒哉監督(常) 2007年春の優勝メンバー。「やっぱり甲子園はいい場所。選手たちに勝たせて、いい思いをさせてあげたいと思った」