彦根総合が見せた粘りの継投 最少失点、でも得点はできず
(22日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦、光2-0彦根総合)
彦根総合が粘りの継投を見せた。球場入りしてから先発を告げられた勝田新一朗は「不安はあったけど準備はしてきた」。走者を出すものの、コーナーを突いて得点を許さない。七回1死からマウンドを託されたのは野下陽祐。八回は適時打、九回は守備の乱れも絡んで失点したが、それぞれ最少失点で切り抜けた。結局、チームは得点できず。野下は「カウントを取りにいったところを打たれてしまった」と悔しがった。
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●宮崎裕也監督(彦) 春夏通じて初出場。「甲子園の雰囲気にのまれた。夏に向けて、また絶対に来て得点しなきゃあかん、という励みになった」