二松学舎大付の強打線、広陵相手にあと1本出ず 監督「完敗だった」
(20日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 広島・広陵5―0東京・二松学舎大付)
昨秋の公式戦で、1試合平均8点以上の得点力を誇る二松学舎大付の打線が、広陵の投手陣に封じ込まれた。一回をのぞき毎回走者を出すものの、適時打が出ない。三回2死一、二塁、4番の五十嵐将斗が左翼へ大きな飛球を放ったがわずかに届かず。3番の片井海斗は得点圏に走者を置いて2度打席に立ったが凡退した。「あそこで1本、出ていれば……」と五十嵐。片井は「力不足でした」。
●市原勝人監督(二) 「追加点を取ったことで(広陵の先発)高尾君が楽になってしまった。展開も良くなかったし、完敗と言えば完敗だった」