ベース手前で急停止、タッチかわした巧みな二盗 社の反撃の1点
(20日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 長崎・海星5―1兵庫・社)
とっさの判断と巧みな身のこなしが社に1点をもたらした。2点を追う四回2死一塁。一塁走者の尾崎寛介はスタートを切ったが、二塁送球が素早い。「アウトのタイミング」とみるや、ベース手前で急停止、さらにタッチをかわしてセーフになった。隈翼の適時打で生還。足首が硬いからと小5でトランポリン教室に通ったといい、「タイミングよく跳ばないといけない。体の使い方が生きたかも」。
●山本巧監督(社) 「高橋は粘り強く投げてくれたが、守備でリズムを作って攻撃につなげることができなかった。夏の兵庫大会は勝ち抜きたい」