海星、左腕吉田翔が7回1失点 社は序盤の好機逃す 選抜高校野球
(20日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 長崎・海星5―1兵庫・社)
◎…海星の左腕吉田翔の投球が巧みだった。直球は120キロ台ながらコースを丹念に突き、7回を被安打4、1失点。打線は一、二回と足を絡めて得点し、五回に田川一心の右越え三塁打で2点を加えた。社(やしろ)は高橋大和が力投したが、序盤の逸機が痛かった。
▼長崎勢が春夏通算70勝 20日の今大会2回戦で海星が5―1で社(兵庫)を下し、選抜通算28勝(25敗)とした。選手権は42勝(67敗)。甲子園での初勝利は選手権の第11回(1925年)2回戦で長崎商が市岡中(大阪)から。選抜初勝利は第23回(51年)1回戦で長崎西が湘南(神奈川)から。