智弁和歌山、初戦で敗れる 相手投手の緩急に持ち味の打撃振るわず
2023年3月20日09時00分
英明―智弁和歌山 六回裏、智弁和歌山・杉本は同点適時打を放つ=林敏行撮影
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第95回記念選抜高校野球大会第2日の19日、智弁和歌山は2回戦で英明（香川）と対戦し、2―3で敗れた。1994年以来2度目の選抜大会優勝を目指して初戦に臨んだが、今春のチームの持ち味とされていた攻撃力を発揮しきれなかった。
智弁和歌山は六回、杉本の適時打で同点とし、八回には清水の適時打で1点差に詰め寄ったが、相手投手陣を最後まで打ち崩せなかった。攻撃は後手に回ってしまった。四回まで毎回、得点圏に走者を置いたが相手投手の右横手から緩急をつけた投球を打ちあぐね、先制できなかった。先発の左腕吉川は六回途中まで投げて1失点、継投した右腕清水も九回まで投げて2失点の力投を見せた。（下地達也）
