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選抜高校野球が開幕 4年ぶりに出場選手が集い開会式、声出し応援も

2023年3月18日11時44分

朝日新聞DIGITAL

 第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。記念大会のため例年より4校多い36校が集い、14日間(休養日2日を含む)の日程で春の頂点を目指す。

 天候不良のため、午前9時から予定されていた開会式は1時間半遅れの同10時半からになった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、前回大会は大会第1日に登場する6校の選手のみが参加するなど規模が縮小されてきたが、今大会は2019年以来4年ぶりに全出場校の選手らが一堂に会した。

 入場行進は前年優勝校の大阪桐蔭を先頭に北から南の順で行われた。ロックバンド「back number」の「アイラブユー」に合わせ、力強く場内を一周した。

 選手宣誓は、夏春連続出場となった高松商(香川)の横井亮太主将が務めた。

 「戦争、紛争、そして災害。私たちが野球に打ち込んでこられたように、全ての若者が夢を追いかけられる平和な世の中になることを願わずにはいられません。高校球児が仲間を信じて一枚岩で戦うことで、勇気や感動を届けることで支えてくださるすべての人に恩返ししたいと思います」

 そう語ると、球場は大きな拍手に包まれた。

 この日の1回戦3試合の開始予定時刻も1時間半ずつ後ろ倒しになり、正午からの第1試合では、12年ぶり出場の東北(宮城)と昨秋の関東大会を制し3季連続の甲子園となった山梨学院が対戦する。

 午後2時半からの第2試合は昨秋の明治神宮大会4強の北陸(福井)と高知、同5時からの第3試合は大垣日大(岐阜)と昨秋の九州大会優勝の沖縄尚学の顔合わせ。

 今大会は声を出しての応援が認められた。コロナ禍で2020年は選抜、夏の全国選手権ともに中止となり、21、22年は大声を出しての応援や合唱を控えるように求められていたため、4年ぶりに甲子園に歓声が戻ってくることになる。

 マスクの着用も観客や選手らはすべて個人の判断に委ねられた。前回大会まで出場校の選手、関係者に開幕前や初戦勝利後に行っていた新型コロナウイルスのPCR検査は行わない。

 史上初となる2度目の大会2連覇を目指す大阪桐蔭は、大会第3日(20日)に敦賀気比(福井)と、40年ぶり5校目の夏春連覇に挑む仙台育英は第4日(21日)に慶応(神奈川)とそれぞれ対戦する。

 順調に進めば決勝は31日の予定。(安藤仙一朗)

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