選抜、マスク着用は観客個人の判断 女子部員のノッカー希望チームも
日本高校野球連盟と毎日新聞社は15日、主催する第95回記念選抜高校野球大会(18日開幕、阪神甲子園球場)でのマスク着用について、声出し応援の有無にかかわらず、学校応援団を含むすべての観客の個人の判断にすると発表した。
13日から屋内外を問わず、マスクの着用が個人の判断に委ねられたことを受け、14日に臨時の運営委員会を開催。新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを一部変更した。当初は、今大会からマスクを着けた上で声出し応援を認める方針を打ち出していた。
出場校の選手や監督らの球場内でのマスク着用も個人の判断とする。役員や審判委員ら大会関係者については着用を推奨する。報道陣には選手らを対面取材する際に着用を求める。
また、今大会から認められるマネジャーを含む女子部員による試合前のシートノックや練習の補助について、城東(徳島)、氷見(ひみ)(富山)、光(山口)の3校から希望があったことも明らかにした。城東は女子部員1人が内野ノックを務め、氷見と光はそれぞれの女子部員がノッカーへのボール渡しを行うという。
大会は18日から14日間(休養日2日を含む)の日程で開かれ、決勝は31日の予定。