選抜出場の龍谷大平安、壮行会 西本願寺でも必勝誓う
18日に開幕する選抜高校野球大会に出場する龍谷大平安高校(京都市下京区)で14日、壮行会があった。保護者や在校生ら約500人が見守る中、勝利を誓った。
ユニホームを着た18人が入退場すると、吹奏楽部が同校オリジナルの応援歌を演奏。原田英彦監督は「何より吹奏楽は、選手たちに勇気を与えてくれる」と述べた。
山脇護校長は「先輩たちが残した歴史を受け継ぎ、プライドを持った平安らしい戦いを全国に示してほしい」と激励。山口翔梧主将は「一戦一戦粘り強く戦っていきたい」と宣言した。
この日はほかに、府知事を表敬訪問し、西本願寺阿弥陀堂(下京区)でも奉告参拝式があった。浄土真宗本願寺派の石上智康総長は「日頃の鍛錬の成果を発揮し、古豪平安の名を全国にとどろかせて下さい」と応援の言葉を述べた。
初戦は21日の第2試合で、長崎日大に挑む。(富永鈴香)