敦賀気比は大阪桐蔭、北陸は高知と対戦　選抜高校野球

　18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれた。北陸は第1日第2試合（18日午後1時開始）で高知と、敦賀気比は第3日第3試合（20日午後2時開始）で昨春の優勝校、大阪桐蔭との対戦がそれぞれ決まった。（マハール有仁州）

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　北陸の笹井多輝主将は35順目にくじを引くと、会場正面のトーナメント表を見た。初戦の相手は四国の強豪・高知に決まった。

　北陸は11月の神宮大会で4強入りして自信をつけた一方、他校とのパワーの違いを見せつけられたという。笹井主将は「実戦練習は始めたばかりだが、甲子園までに仕上げる。まずは初戦突破して勝ち進んで優勝したい」と意気込んだ。

　初めて甲子園での采配を振るう林孝臣監督は「34年ぶりの選抜出場で緊張するとは予想しているが、なんとか1点を守って競った試合にできれば」と語った。

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　敦賀気比の浜野孝教主将は、本抽選の前に北信越の3校でブロックを振り分ける予備抽選を引き、その時点で大阪桐蔭との対戦が決まった。大阪桐蔭の対戦校が空白のまま抽選会の終盤を迎え、「まさか」と思いながら待っていたが「その『まさか』になり、夢じゃないか」と驚いたという。

　両校ともに選抜で優勝経験がある。最近の甲子園では2014年の選手権大会と15年の選抜大会の準決勝で対戦し、1勝1敗。浜野主将は「相手は言うまでもなく高校野球で一番強いチーム。一丸となって戦いたい」と語った。