センバツ、山口・光の初戦は彦根総合 「3度目の正直で勝利を」
2023年3月11日10時15分
対戦が決まり健闘を誓う光の升田早人主将（左）と彦根総合の上田大地主将=2023年3月10日午前、大阪市北区、代表撮影
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【山口】第95回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で開かれ、光の初戦の相手は彦根総合（滋賀）に決まった。大会5日目の22日の第1試合（午前9時開始予定）で対戦する。升田早人主将（3年）は「過去2回の夏の甲子園で勝利を挙げていないので、三度目の正直として1勝を挙げたい」と意気込んだ。
抽選会は午前9時に始まった。今回は4年ぶりに出場校の主将が集まって、自らくじを引いて対戦相手を決めた。同地区の高校が準々決勝まで対戦しないように振り分けられ、升田主将がくじを引いたのは開始から30分ほど過ぎた36校中の31番目。くじの番号は「5」で彦根総合との対戦枠だった。
彦根総合は昨秋の近畿大会でベスト8。優勝した大阪桐蔭に一時リードする戦いをして敗れた。対戦相手について、升田主将は「大阪桐蔭にひるまずに向かっていったのが印象に残っている」と話した。「全員が絶対に勝つという気持ちを忘れず、まず1勝を挙げたい。（全員が）地元出身というチームワークで、泥臭く勝利をもぎとる気持ちで戦う」
チームはケガなく、順調に冬の練習を乗り越えてきたという。宮秋孝史監督は「彦根総合はベテランの監督が率いる力のあるチーム。ピッチャーを中心に守りでリズムを作って、攻撃に結び付けられたらいい。試合に出る選手はそれぞれ役割がある。力を合わせ、一生懸命やりたい」と話した。（大藤道矢）
