大阪桐蔭は敦賀気比と、履正社は北陸・高知の勝者と初戦 センバツ
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内であった。連覇を目指す大阪桐蔭は大会第3日の第3試合(20日午後2時開始予定)で敦賀気比(福井)と、3年ぶり10回目の出場となる履正社は大会第6日の第3試合(23日午後2時開始予定)で北陸(福井)と高知の勝者と対戦する。
今年は4年ぶりに出場全36校の主将が会場に集まり、自らくじを引いた。小学校時代に同じクラブチームでプレーした履正社の森沢拓海主将(3年)と大阪桐蔭の前田悠伍主将(3年)も、隣同士に座って抽選の時を待った。
同じ都道府県の出場校が決勝まで当たらないようブロックが振り分けられ、10番目に引いた履正社は前半、13番目に引いた大阪桐蔭は後半のブロックに。
ただ両校の対戦相手は、最後に北信越ブロックの3校がくじを引くまで決まらなかった。ようやく対戦校が決まると、森沢主将と前田主将が笑顔で言葉を交わす場面もあった。(岡純太郎)
大阪桐蔭・前田悠伍主将 一昨年の明治神宮大会でも対戦した相手で、粘り強いチーム。相手に合わせることなく、守備からリズムを作る自分たちの野球を貫くだけ。しっかり100%の準備をしていきたい。
履正社・森沢拓海主将 この冬、打者はスイングスピード、投手は球速のアップに取り組んできた。成果をしっかり発揮して、全員が一丸となって日本一を目指したい。どんな場面でも相手を圧倒したい。