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慶応、昨夏の甲子園王者・仙台育英と初戦「最高の舞台、最高の相手」

2023年3月11日10時45分

朝日新聞DIGITAL

 【神奈川】18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の組み合わせ抽選会が10日、毎日新聞大阪本社(大阪市北区)であった。5年ぶり10回目の出場となる慶応は、甲子園夏春連覇を目指す仙台育英(宮城)と大会4日目の第3試合(21日午後2時開始予定)で対戦することが決まった。

 4年ぶりに、全出場校(36校)の主将が顔を合わせた抽選会。5校目に呼ばれた慶応の大村昊澄(そらと)主将(3年)は右手でくじを引き、番号を告げた。「慶応義塾高校、36番です」

 そこから約20分間、トーナメント表が埋まっていくのを見つめた。対戦校の「35番」に入ったのは仙台育英。昨夏の甲子園で優勝し、昨秋の東北大会を制した優勝候補の一角。それでも表情は変わらなかった。

 慶応は、チーム打率3割9分3厘、公式戦12試合で15本塁打の強力打線で大会に挑む。3本塁打を放った4番の加藤右悟選手(2年)や、打率が5割近い大村主将、福井直睦選手(3年)らが軸となる。

 一方の投手陣は、サイドスローで高い制球力が持ち味の松井喜一投手(3年)と最速141キロ右腕・小宅雅己投手(2年)の二枚看板が引っ張る。

 森林貴彦監督は「甲子園という最高の舞台で、昨夏の優勝校という最高の相手とできることは幸せ」とし、「自分たちがやれる最善の準備を積み重ねたい」と話した。

 抽選会のあった大阪から横浜市港北区日吉のグラウンドに戻った大村主将は、部員らから「ありがとう」と声をかけられた。できるならチャンピオンと呼ばれるチームと対戦したいと抽選会前に話をしていたという。「実力は劣るかも知れない。だが、野球が好きな気持ちや楽しむ気持ちでは負けない」と意気込んだ。(原晟也)

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