センバツ選手宣誓は高松商の横井亮太主将 入れたい言葉は「一枚岩」
第95回記念選抜高校野球大会(18日開幕、阪神甲子園球場)の出場36校の主将で、当たりくじを引き当てたのは高松商(香川)の横井亮太主将だった。選手宣誓を務めることになり「正直、とてもびっくりしている」と話した。
2020年は大会が中止。21、22年は大会初日に試合がある6校の主将のみが、選手宣誓の抽選の対象だった。今回は、出場する全チームの主将がくじを引く、従来の方式になった。
大阪市内の抽選会場でインタビューを受けた横井主将は「(選手宣誓は)最初やりたいと思っていたけれど、大会が近づくにつれてちょっとやめようかなと思っていた。でも、やるからにはしっかりやりたい」と率直な思いを語った。
18日の開会式は、4年ぶりに全チームが球場内を1周する予定。これも、コロナ禍前のスタイルだ。徐々に日常を取り戻しつつある中での大役となる。
「コロナ禍は収束しつつある。でも、世界では戦争が続いている。そういう方々に勇気を与える、勇気づけられる宣誓にしたい。高松商の伝統的な言葉に『一枚岩』というのがあるので、そういう言葉は入れたい」と語った。(松沢憲司)