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センバツ出場2校が壮行会で決意 練習試合もスタート

2023年3月7日10時00分

朝日新聞DIGITAL

 第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する長崎日大(長崎県諫早市)と、海星(長崎市)で壮行会が開かれ、選手らが躍進を誓った。高校野球の対外試合が4日に解禁され、他県の強豪を相手に練習試合も始まった。

 海星の壮行会は3日、ともに選抜大会出場を決めた男子テニス部との合同で行われた。体育館に中高の生徒約800人が参加。カトリックの学校らしく、同校の司祭が聖書の一節を朗読し、聖母マリアの姿をあしらったメダイ(メダル)を選手たちの首にかけ、健闘を祈った。

 生徒会長の松田百叶(ももか)さん(2年)が「大会では胸を張って今までの成果を出し切ってください」と激励。主将の田川一心君(2年)は「甲子園で勝てるチームをつくるために日々練習してきた。応援して良かったと思えるよう、一丸となって戦う」と力強く宣言した。

 長崎日大の壮行会は4日、同校エントランスであった。中高の生徒約1500人が各教室からオンラインで見守るなか、1人ずつ入場した選手たちはカメラの前で思い思いのポーズ。池内一郎校長から「長崎日大旋風を巻き起こそう」と激励された。

 主将の平尾大和君(2年)は「より良い環境で野球ができるのは学校関係者、保護者の皆さんのおかげ。勝利で恩返ししたい」と決意表明。生徒会長の吉本夏楓(かえで)君(2年)が「自信を持って楽しみながら、平常心でプレーを。最後まであきらめない長崎日大野球を全国に知らしめてください」とエールを送った。(三沢敦)

     ◇

 対外試合の解禁に伴い、長崎日大と海星は4、5日、神村学園(鹿児島)などと練習試合を組み、冬場の特訓の成果を確かめた。

 神村学園は春夏通算10回の甲子園出場を誇り、昨秋の県大会も制した強豪。4日に対戦した長崎日大は三回に豊田喜一君(2年)、八回に主将の平尾大和君(2年)が本塁打を放つなどして7―4で快勝した。平尾君は試合を振り返り「守備にミスがあり、打撃では浮いてきた変化球に対応しきれない部分があった。重点的に改善したい」と話した。

 5日に対戦した海星も2桁安打と好調。3番手で登板したエース吉田翔君(2年)の変化球もさえ、9―2と圧倒した。主将の田川一心君(2年)は「打たれた失点だけにすることをテーマに練習してきたが、守備のミスで余計な点を与えてしまった。守り勝つ野球を追求したい」と気を引き締めていた。(三沢敦)

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