球春間近、講習会 中国5県の審判32人学ぶ
2023年3月5日10時15分
投球判定の練習をする審判委員=2023年3月4日午後1時34分、鳥取県米子市のどらドラパーク米子市民、清野貴幸撮影
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高校野球の審判が技術を磨く中国地区審判講習会が4日、鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で始まり、5県から集まった若手中心の審判委員32人が参加した。
中国地区高校野球連盟が各県で順番に開催し、新型コロナによる中止と縮小開催を挟んで4年ぶりの本格実施となった。
選抜高校野球大会に出場する鳥取城北のほか県西部の高校の野球部員が協力し、実際に投球し打席に立った。日本高野連の審判委員ら4人が講師となり、ジェスチャーや発声、ストライクゾーン、球審の姿勢など基本的なルールや動作をきびきびとした動きで確認した。広島県から参加した上戸田拓也さん（27）は、「シーズン前なので自分の技術の再点検に取り組むつもりで参加した。悪い癖があれば直したい」と話した。講習会は5日まで。（清野貴幸）
