スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

光り輝け! センバツへ山口・光高校が初出場 はつらつプレー誓う

2023年1月28日10時15分

朝日新聞DIGITAL

 阪神甲子園球場で3月に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に光が初出場することが27日、決まった。喜ぶ選手たちは聖地での初勝利を誓った。

 「出場決定」の連絡は、これまで学校への電話で伝えられていたが、今年から選考委員会総会での発表となった。インターネットで中継された発表の様子を、村上浩昭校長や宮秋孝史監督、選手やマネジャー、市川熙・光市長らが同校会議室に集まって見守った。

 午後4時過ぎ、光の名前が発表された。村上校長は「甲子園で光輝けるように、大会までさらに精進を重ねていきましょう。本当におめでとう」。市川市長は「市民が待ちに待った甲子園。頑張って下さい」と激励した。選手らは校舎の外で、帽子を空に投げたり、ジャンプしたりして喜びを爆発させた。

 エースの升田早人主将(2年)は「中国大会の決勝で負けたので、不安と期待が半分半分だった」と話す。「甲子園でプレーする小学校からの夢がかなってうれしい。泥臭く、自分たちの全員野球で必ず勝ちたい」

 県内の大会でシード校になることが多い有力校だが、昨秋の中国地区大会の前は、それほど注目されていたわけではない。県予選準決勝で宇部鴻城に7回コールド負け。3位決定戦で何とか切符をつかんだ中国大会で、一試合ごとに成長を遂げた。

 初戦で浜田(島根1位)を破ると、次戦で創志学園(岡山2位)に4点を先取されながら、つなぐ攻撃で粘りの逆転勝ち。山口1位の高川学園との準決勝は投手戦の末、競り勝った。決勝で広陵に敗れはしたが、選抜出場につながる結果を残した。

 光は1993年に夏の選手権大会に初出場。翌年の夏も2年連続で出場したが未勝利。春の選抜大会は初出場だ。宮秋監督は「受け継いだ伝統や地域の応援が大きな後押しになった」と話す。「升田を中心にしっかり守り、打線が機能すること。しっかり仕上げて、甲子園でもはつらつとプレーしたい」(大藤道矢)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ