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高知、2年連続20回目の選抜高校野球大会出場 8強以上めざす

2023年1月28日10時30分

朝日新聞DIGITAL

 第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の選考委員会が27日、大阪市内で開かれ、高知の2年連続20回目の出場が決まった。昨秋の四国大会で4強入りした戦いぶりが評価された。大会は3月18日に阪神甲子園球場で開幕する。

 27日午後4時ごろ、永野隆史校長がライブ配信で選考結果を確認した。「子どもたちが真摯(しんし)に野球に取り組んでいるのが報われた。一人ひとりが持てる力を存分に発揮してほしい」と報道陣に語った。

 学校から車で15分ほどのグラウンドで吉報を待っていた選手たちは、永野校長から出場決定が伝えられた。ただ、主力の2年生は長野県への修学旅行中で不在で、1年生の約30人で喜びを分かち合った。

 四国大会準決勝の英明戦で先発登板した平悠真君(1年)は「だんだんうれしくなってきた。甲子園では三振を取りに行く投球をして、チームを勝たせたい」と話した。その試合で救援登板した辻井翔大君(1年)も「小さな頃から夢見ていたのでうれしい。四国大会では悔しい思いもしたので、甲子園ではもっとレベルアップした姿を見せたい」と語った。

 今年のチームは、守備からリズムをつくって攻撃につなげ、機動力を絡めて得点して守り勝つ野球をめざす。昨秋の四国大会の県予選では決勝で明徳義塾に敗れ、高知2位校として四国大会に臨んだ。1回戦で尽誠学園(香川3位)、準々決勝で今治西(愛媛1位)を破ったが、準決勝で優勝した英明(香川1位)に惜敗した。

 投手陣では、エースの西村真人君(2年)が135キロ前後の直球の制球が良い。昨春の甲子園でも登板した中嶋奏輔君(2年)や平君、辻井君らが継投で試合をつくる。打線は2年生が並び、木村星太朗君、福井翔英君の1、2番を、長打力のある高塚涼丞君、山平統己君、門野結大君の中軸でかえす展開を狙う。

 課題は守備力で、昨秋の四国大会では守りのミスからの失点があった。その後は、実戦を踏まえた守備練習を徹底的にこなし、経験値を高めてきた。

 打撃では、パワーをつけようとウェートトレーニングに力を入れた。バットを1日500回以上振り、スイングスピードが全体的に上がってきたという。

 選抜では、1勝止まりだった昨春を上回る「8強以上」が目標だ。浜口佳久監督は「四国の代表として頑張らなければいけない。自分たちの身の丈に合った野球を目指しているので、自分たちの力をしっかり出して、勝利がついてくればいい。昨年以上の成績を絶対に取りたい」と話した。(鈴木芳美)

 ■高知の昨秋の戦績

▽県予選

2回戦 12―0小津

(5回コールド)

準々決勝3―0須崎総合

準決勝 8―0土佐

(7回コールド)

決勝  2―6明徳義塾

▽四国大会

1回戦 7―2尽誠学園(香川)

準々決勝10―4今治西(愛媛)

準決勝 2―4英明(香川)

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