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彦根総合 初出場決定にガッツボーズ

2023年1月28日10時30分

朝日新聞DIGITAL

 3月18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に、彦根総合(滋賀県彦根市)が出場することが決まった。春夏通じて甲子園出場の経験はないが、昨秋の近畿大会ではベスト8に入り、優勝した大阪桐蔭に一時リードした。27日、学校で出場決定を聞いた選手たちは喜びにわいた。

 午後3時半ごろから、校内で宮崎裕也(ひろや)監督、運営する学校法人松風(しょうふう)学園の松本伸次・学園長ら5人が、選考委員会のネット中継を見守った。午後4時ごろ、出場校として彦根総合の名前が読み上げられると、宮崎監督は周囲の松本学園長らと握手を交わした。

 その後、体育館に移動し、待機していた野球部員たちに、松本学園長が「選抜出場が決まりました」と伝えた。部員たちは「ヨッシャー」と叫びながら、抱き合ったり、ガッツポーズをしたりして喜んだ。

 宮崎監督は選手たちに「これからもう1回、気を引き締めて、チーム一丸となり、日本一へ向け、そこはぶれずに、全員の力を結集させ、頑張っていきましょう」と呼びかけた。

     ◇

 選抜出場を決めた宮崎裕也監督との一問一答は次の通り。

 ――いまの思いは

 うれしい。新型コロナ対策などいろんな対策を練り直したい。(今回の)一番大きな要因は選手の頑張り。学校一丸でサポートしていただき、たくさんの人が関わってくれた。甲子園という場が与えられたのは、そうしたサポートへの恩返し、選手たちにはご褒美になる。

 ――どういった戦いを

 チームの持ち味は守備からリズムをつくり、攻撃するところ。投手陣は安定している。選抜大会は守備力と思う。派手さはいらない。どろくさく、最後まであきらめずに戦いたい。

 ――昨夏の県大会は初戦敗退。振り返ると。

 悔しさをどれだけ持続できるか。悔しさをエネルギーにして練習を頑張る。夏の大会が終わってからの練習は本当に頑張ってこられた。

 ――彦根総合の監督に就任してからは

 常に言っているのは、我慢する心、あきらめない心。それを持った上で練習をする。レギュラーは固定しない。常に競争。(鈴木洋和、藤井匠)

     ◇

 彦根総合の選抜出場が決まり、三日月大造知事は「甲子園で滋賀県旋風を巻き起こしてくれることを大いに期待しています」とのコメントを出した。

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