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春の選抜、東北大会4強の能代松陽 由利は21世紀枠で選外に

2023年1月28日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 秋田に「春の甲子園」の切符が届いた。3月18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会の選考委員会が27日にあり、能代松陽の初出場が決まった。夏春連続の甲子園。県内校の選抜出場は21世紀枠で選ばれた2018年の由利工以来。由利は21世紀枠で選考対象だったが、選ばれなかった。

 能代松陽(能代市)の選手たちは、校舎ホールのスクリーンでライブ配信を見守った。発表の瞬間、集まった保護者や生徒たちから大きな拍手がわき、その中で抱き合い笑顔を見せた。

 昨秋の県大会を連覇し、続く東北大会は準決勝で敗れたものの、昨夏の全国王者・仙台育英を相手に接戦を演じた。選抜の選考では、こうした成績に加え、「グラウンド内外でのキビキビとした行動に好感が持てる」と評価された。

 現チームには昨夏の甲子園を経験したメンバーが多く残る。初戦で敗退した悔しさとともに、全国の壁の高さも知る。大高有生主将(2年)は「レベルの高いチームや、いい投手を意識した練習ができるようになった。あの舞台で勝ちたい」と決意を口にした。

 打撃面が課題だが、投手に本来より近くから投げさせ速球を再現したり、素振りで相手の球をよりイメージしたりして磨いてきた。

 冬場は室内練習場での走り込みといった基礎練習が中心になる。工藤明監督は「やることは同じ。もう一度しっかり鍛え直して、甲子園で勝てるチームにしたい。キビキビと、はつらつとしたプレーをお届けしたい」と語った。(井上怜)

     ◇

 東北地区の21世紀枠候補となっていた由利(由利本荘市)では、校舎の一室に集まった部員らがインターネットで選考委員会のライブ中継を見守ったが、選ばれなかった。

 斉藤広樹監督は部員を前に「結果を受け止めるしかない。自分たちの頑張りだけでなく、OB、先輩たちによってこの舞台に上げてもらったことは忘れてはならない」と話したうえで、「夏の甲子園をめざす道が決まった日だ」と呼びかけた。梶原琉生主将(2年)は「悔しいが、今後の道も決まったので、そこに向けて一生懸命やっていきたい」と決意を口にした。(松村北斗)

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