選抜出場決定にグラウンドで喜び爆発 大分商
7回目の選抜高校野球大会出場を決めた大分商の選手たちは、27日午後3時から、同校の視聴覚教室に集まり、選考会の様子をモニターで見守った。
九州地区で4校目に「大分商業高校」と校名が読み上げられたときは、選手たちはほとんど表情を変えなかったが、その後ユニホームに着替えてグラウンドに駆け出すと、拳を突き上げて喜びをかみしめた。
大分県では2021年の選抜大会で準優勝した明豊などとしのぎを削ってきた。20年は明豊とともに選出されながら、新型コロナウイルス感染拡大で大会が中止となり、涙をのんだ。大道蓮主将は「先輩たちの意地とプライドを持って、甲子園へ行きたい」。(奥正光)