昨春はタイブレークで涙 2年連続出場の長崎日大は森保一監督の母校
27日に代表校が選出された選抜高校野球大会では、長崎県から2校が選ばれ、県勢としては初の同時出場を果たした。
「去年のリベンジを果たす機会が与えられた。勝利をつかめなかった先輩たちの思いも背負い、日頃の練習の成果を発揮しよう」
2年連続で選抜出場を決めた長崎日大。グラウンドで平山清一郎監督から激励されると、選手たちは「勝つぞ」と声を張り上げ、空に高く帽子を飛ばして喜びを爆発させた。
中高一貫教育校で、生徒数は約1300人と県内屈指のマンモス校。卒業生にサッカーW杯カタール大会で強豪のドイツやスペインを撃破し、日本代表を16強に導いた森保一監督やプロ野球・広島東洋カープのエース大瀬良大地投手、東京五輪柔道男子81キロ級で金メダルを獲得した永瀬貴規選手らがいる。
昨春の選抜は準優勝した近江(滋賀)と初戦で激突。九回2死まで追い込みながら追いつかれ、延長十三回タイブレークの末に涙をのんだ。
その試合に1年生でスタメン入りしていた、平尾大和主将(2年)は「あの悔しさは絶対に忘れられない」。新チームを率い、昨秋の県大会を制して臨んだ九州大会で準優勝した。
たぐり寄せた2度目の春切符。「まずは初戦を突破して先輩たちを乗り越えたい。守備からリズムをつくる野球でベスト4以上を狙いたい」と意気込んだ。(三沢敦)