奈良県高野連、優秀選手らを表彰
奈良県高校野球連盟は20日、橿原市畝傍町の県立橿原公苑本館会議室で、2022年度の日本学生野球協会表彰選手の戸井零士さん、県高野連の優秀選手10人と特別表彰1人を表彰した。
県高野連の木田富和会長は表彰式で、今回選ばれた3年生は入学前からコロナ禍にあったことに触れ、「不安の中でもチームを代表して思い出をつくってくれた。感謝したい」とねぎらいの言葉を贈った。
戸井さんは昨年、春夏の甲子園に出場した天理の主将。プロ野球阪神タイガースに入団した。この日は欠席のため、あいさつが代読され、「人としても成長できたのが一番の収穫です。一日でも早く1軍の舞台に立てるように頑張ります」とのメッセージを寄せた。
県高野連の特別表彰は、高校日本代表入りした藤森康淳さんが選ばれた。
表彰されたのは次の皆さん(敬称略)。(金重秀幸)
【硬式】戸井零士(天理)▽足立啓人(奈良北)▽梶田理輝(関西中央)▽酒井優夢(智弁学園)▽佐々岡陽(御所実)▽沢村一辰(高田商)▽中谷航明(奈良朱雀)▽西田晃来(王寺工)▽坂東泰樹(奈良大付)▽平井慧人(畝傍)▽藤森康淳(天理)
【軟式】小原常和(天理)