マスターズ甲子園高知県大会 追手前が初優勝
かつての高校球児が出身校別のチームで再び夢の舞台・甲子園を目指す「マスターズ甲子園」の初めての高知県大会は18日、県立春野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝では追手前が明徳義塾を10―9で破って優勝を果たした。追手前は来年11月に開催されるマスターズ甲子園に出場し、和歌山県代表と対戦する。準優勝の明徳義塾も来年8月に予定される中四国の大会で優勝すれば本大会に出場できるという。
17日に予定されながら雨で18日に順延された準決勝の第1試合は明徳義塾が高知東に14―2で勝利、第2試合は追手前が伊野商を7―4で破った。続いて行われた明徳義塾―追手前の決勝では、34歳以下も出場できた四回まで、追手前が8―2とリード。出場が35歳以上に限定された五回以降は明徳義塾の猛追をかわして逃げ切った。(鈴木芳美)