仙台育英優勝記念展、登米市で始まる 沿岸被災地で開催
仙台育英(宮城)が今夏の甲子園で優勝し、東北勢初の全国制覇を果たしたことを記念する企画展(宮城県高校野球連盟・朝日新聞社仙台総局主催、仙台育英学園高校協力)が9日、宮城県登米市で始まった。沿岸被災地を巡回し、来年1月まで開かれる。
会場の同校東和蛍雪校舎には、深紅の大優勝旗や優勝盾のほか、大会を振り返る写真パネルなどが展示されている。来場した人は優勝旗の前で記念撮影をしたり、写真に収めたりしていた。かつて高校野球で審判を務めたという同市の赤松敏雄さん(82)は、「地元で優勝旗を見ることができ、感激。来春も優勝旗を持ち帰ってほしい」と話していた。
同校舎での展示は11日までの午前9時~午後3時(事前申込制)。その後の展示は次の通り。
石巻市=17日午前10時~午後5時、石巻グランドホテル(事前申込制)▽女川町=18日午前10時~午後4時、町役場庁舎▽亘理町=来年1月14日午前10時~午後4時、わたり温泉「鳥の海」。
登米・石巻両会場の申し込みは同校サイトから。問い合わせは仙台育英学園法人局(022・256・4141)。入場無料。