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ブルペンへ走ったエースが変えた空気 大阪桐蔭「負け試合」覆し連覇

2022年11月24日16時59分

朝日新聞DIGITAL

 (24日、明治神宮野球大会 高校の部・決勝 大阪桐蔭6―5広島・広陵)

 5点を追う五回の攻撃中だった。

 一塁ベンチから大阪桐蔭の背番号1、前田悠伍が小走りでブルペンへ向かった。

 誰かに指示されたわけではない。3日前の準決勝を完投したばかりだったが、うずうずしていた。

 「投げさせてくれ」と。

 その姿が打線の奮起を促す。

 この回5長短打を集めて一気に追いつくと、続く六回は2死三塁から2番山田太成が「なんとかしたかった」。

 追い込まれながらも食らいつき、投手への適時内野安打で勝ち越した。

 西谷浩一監督(53)も動く。

 劣勢の展開で前田の救援は予定していなかったというが、局面は変わった。

 「一番勝ちにつながる投手なので」と、六回裏からエースに託した。

 「仲間に感謝です」と前田。

 前チームから唯一の主力だった主将は、10四死球を与えて161球を費やし、4失点した準決勝とは、別人のようだった。

 この秋に習得したツーシームを交えながら、内外に投げ分け4回を被安打3、7奪三振。

 無失点で締め、2年連続で優勝の瞬間をマウンドで迎えた。

 前夜、サッカーW杯の対ドイツ戦をテレビ観戦した西谷監督は、日本代表のように途中出場の選手の活躍を期待していたという。

 「完全な負けゲームだったが、2番手、3番手が粘って、打線もしぶとく、最後は前田が締めてくれた」とにんまり。

 チーム力でつかんだ、史上初の2連覇だった。(山口裕起)

     ◇

 ●真鍋慧(けいた)(広) 四回、高校通算49号2ランを放つも、逆転負け。「狙っていた直球を仕留められたが、2年連続で負けて悔しい。選抜でリベンジしたい」

 ●中井哲之監督(広) 「選手たちはよく頑張ったが、相手が強かった。2年連続で決勝に進めて感謝しているが、やはり悔しい」

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