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コロナで選手10人入れ替わった甲子園 「再戦」も中止に、それでも

2022年11月24日12時49分

朝日新聞DIGITAL

 この夏、甲子園の1回戦で対戦した社と県岐阜商の交流会が23日、兵庫県加東市の社高校で開かれた。新型コロナウイルスの影響で、メンバー18人中10人が入れ替わって1回戦を戦った県岐阜商と、社との「再戦」が予定されていたが、雨で中止に。選手らは中止を悔しがりつつ、次のステージを見据えて笑顔で交流した。

 選手権大会では10―1で社に敗れた県岐阜商。鍛治舎巧監督は「コロナに感染した選手たちが、彼らが悪いわけではないのに『すみません』と言ってきた。次頑張れよ、と声をかけることもできず、心苦しかった」と振り返った。

 3年生にベストメンバーで引退試合をさせてやりたいと県岐阜商から社にこの日の「再戦」を持ちかけた。県岐阜商で主将を務めてきた伊藤颯希選手は前日、てるてる坊主を5個作ったという。「甲子園の借りを返そうと、この日に向けて練習してきたのに」と中止を悔しがった。

 代わりに交流会が設けられた。両チームの監督や選手からあいさつがあり、大学などで野球を続ける決意を述べる選手も。社の前主将、後藤剣士朗選手は「この試合に向けてみんなでノック練習をして、野球をする楽しさをもう一度感じた。このような機会があったおかげで良い経験ができた」と話した。

 写真撮影の際には互いのチームの帽子を交換するなど、選手らの笑顔がこぼれた。コロナに感染し、自宅のテレビで甲子園の試合を見守った県岐阜商の井上悠投手は「このまま引退となるのは複雑な気持ちだったので試合をして終われるのが楽しみだった。試合はできなかったけど、みんなと会えてうれしい」と笑顔を見せた。社の芝本琳平投手は「次のステージで対戦できることを楽しみに頑張っていきたい」と話した。

 鍛治舎監督は「このような場を設けていただき、ありがたい。これで選手たちの目線が過去から未来に切り替わったなと感じた」。両校の選手はそれぞれ、次のステージでも頑張ることを誓い合った。(熊谷姿慧)

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