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秋の頂点、連覇狙う大阪桐蔭と夏の王者仙台育英が軸 明治神宮大会

2022年11月17日07時00分

朝日新聞DIGITAL

 高校野球の全国10地区の優勝校が集う明治神宮大会は18日、開幕する。

 決勝は23日。優勝校の地区には「明治神宮大会枠」として来春の第95回記念選抜大会の出場枠が一つ増える。

 選抜大会の前哨戦とも言える秋の頂点を決める争いは、2連覇を狙う大阪桐蔭、今夏の全国選手権で東北勢として初優勝を果たした仙台育英(宮城)の2校が軸になりそうだ。

 大阪桐蔭は、昨年の大会でもフル回転し、今春の選抜優勝の原動力にもなった最速148キロ左腕の前田悠伍が現チームで主将になり、精神的にもたくましくなった。

 近畿大会では、登板した3試合すべてで完投。決勝は抜群の制球力で強打の報徳学園(兵庫)を3安打に抑え、1―0で完封した。

 「エースとして、主将として、チームを勝たせるんだ、という覚悟を持って投げている。神宮でも負けない投球をしたい」と力強い。

 打線は前チームに比べると小粒な印象を受けるが、各打者のスイングの鋭さは遜色がない。

 中軸に座る南川幸輝、1年の徳丸快晴は思いきりのよさが光る。

 1回戦は、東海王者で4年ぶり出場の東邦(愛知)と対戦する。

 東邦のエース右腕の宮国凌空(りく)は最速149キロでスライダーの曲がりも鋭い。大会屈指の好投手を攻略できるか。

 今夏の日本一メンバーが多く残った仙台育英は、3年ぶりの明治神宮大会となる。

 投手陣は今夏同様、豊富だ。

 東北大会では甲子園のマウンドを経験した、高橋煌稀(こうき)、湯田統真(とうま)の両右腕、左腕の仁田陽翔(はると)らの継投を中心に接戦を勝ち上がってきた。

 決勝では県大会決勝で1―2で敗れた東北に6―3で雪辱した。

 打線も前チームから主力の橋本航河、山田脩也の1、2番コンビが引っ張り、機動力を生かした攻めは健在だ。

 仙台育英に挑むのは、明治神宮大会で優勝した2013年以来、9年ぶりに九州王者となった沖縄尚学。

 九州大会の全4試合で登板した最速145キロ右腕、東恩納蒼(あおい)が大黒柱だ。

 チームは準々決勝、準決勝とサヨナラ勝ちし、長崎日大との決勝でも逆転勝ちした。

 持ち味の粘り強さを、夏の王者相手にも発揮したい。

 広陵(広島)と東京王者の東海大菅生の1回戦は好カードだ。

 昨年の大会で準優勝した広陵は地力がある。大会屈指の強打者、真鍋慧(けいた)を筆頭に打線が活発で、中国大会は4試合で計37得点と打ちまくった。

 8年ぶり出場の東海大菅生は身長190センチの大型右腕、日當(ひなた)直喜に注目。東京大会は山場の準決勝、決勝をともに完投した。

 四国を制し、8年ぶり出場の英明(香川)は、右横手投げの下村健太郎がいい。ピンチでも動じず、表情を変えずに淡々と投げ込む。

 対する山梨学院は、甲子園経験が豊富で、堅守を武器に強豪ぞろいの関東を制した。

 勝者は、福井3位から接戦をものにして北信越の王者になった北陸と戦う。

 大阪桐蔭―東邦の勝者と当たるクラーク国際(北海道)は2年連続の出場。エースの新岡歩輝、4番で捕手の麻原草太のバッテリーが攻守の要だ。

【組み合わせ】

18日 大阪桐蔭×東邦=①

18日 山梨学院×英明=②

19日 沖縄尚学×仙台育英=③

19日 広陵×東海大菅生=④

20日 クラーク国際×①の勝者=⑤

20日 ②の勝者×北陸=⑥

21日 準決勝 ③の勝者×⑤の勝者

21日 準決勝 ⑥の勝者×④の勝者

23日 決勝(山口裕起)

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